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低気圧の効用

 高気圧におおわれたピーカン晴れの日は活動的になり、どんよりした気圧の低い日は体がだるい…。それって気分の問題だけではなく、ぜったい気圧が関係していると感じていたけれど、安保徹さんの『病気にならない免疫生活のすすめ』におもしろい説が載っていました。

 日本列島の過去30年間の気圧配置を見ると、青森~秋田、福岡~大阪は平均気圧の高い高気圧帯。気圧が高いと交感神経が優位になって人は活動的になり、興奮しやすい。

 いっぽう、気圧が低いのは長野県と沖縄県。長野は標高が高くて空気が薄いため、沖縄は暖かく、上昇気流で空気が薄くなるため。長野と沖縄といえば、どちらも長寿県。気圧が低いと副交感神経が優位になり、リラックスして気持ちがおだやかになるため、長生きしやすい。

 沖縄のゆったりした島時間、じつは気圧の低さによる、またーりとした体感の影響も大きいのかもしれませんね。(低すぎるのもけっこうつらいのですけれど(^o^))

 また、多少古くなったものでも食べておくとおなかを壊さなくなり、手もそんなにしょっちゅう洗わないようにしていると、免疫力が高まるそう。風邪やインフルエンザも免疫を高めてくれるので、わざわざ流行しているところへかかりにいったりするのだとか(笑)。でもそうしていると、そのうち風邪をひきたくてもひかない体になる。

 渦中の新型インフルエンザも弱毒性の今のうちにさらっとかかっておけば(持病などがなければですが)、万一、強毒性に変化したときに、かからずにすむかもしれませんね。

ずばり、がんの原因はストレス
健康の基本は体を温めることから
薬をやめれば健康になれる!?

 などなど、安保さんの免疫のはなしはちょこちょこと拾い読みしていたのですが、この文庫は簡潔にすっきりまとめてあってとても読みやすかったです。機内で読むのに空港の書店で買ったのですが、アマゾンのマーケットプレイスなら24円(+送料340円)から売っていますよ~。

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by fromishigaki | 2009-05-12 12:58 | daily

自然と暮らし、旅の記録


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